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Japanese 1988 (Seisho Shinkyoudoyaku 聖書 新共同訳)
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Mark 4
Mark 4
Japanese 1988 (Seisho Shinkyoudoyaku 聖書 新共同訳)
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1
イエスは、再び湖のほとりで教え始められた。おびただしい群衆が、そばに集まって来た。そこで、イエスは舟に乗って腰を下ろし、湖の上におられたが、群衆は皆、湖畔にいた。
2
イエスはたとえでいろいろと教えられ、その中で次のように言われた。
3
「よく聞きなさい。種を蒔く人が種蒔きに出て行った。
4
蒔いている間に、ある種は道端に落ち、鳥が来て食べてしまった。
5
ほかの種は、石だらけで土の少ない所に落ち、そこは土が浅いのですぐ芽を出した。
6
しかし、日が昇ると焼けて、根がないために枯れてしまった。
7
ほかの種は茨の中に落ちた。すると茨が伸びて覆いふさいだので、実を結ばなかった。
8
また、ほかの種は良い土地に落ち、芽生え、育って実を結び、あるものは三十倍、あるものは六十倍、あるものは百倍にもなった。」
9
そして、「聞く耳のある者は聞きなさい」と言われた。
10
イエスがひとりになられたとき、十二人と、イエスの周りにいた人たちとがたとえについて尋ねた。
11
そこで、イエスは言われた。「あなたがたには神の国の秘密が打ち明けられているが、外の人々には、すべてがたとえで示される。
12
それは、 『彼らが見るには見るが、認めず、 聞くには聞くが、理解できず、 こうして、立ち帰って赦されることがない』 ようになるためである。」
13
また、イエスは言われた。「このたとえが分からないのか。では、どうしてほかのたとえが理解できるだろうか。
14
種を蒔く人は、神の言葉を蒔くのである。
15
道端のものとは、こういう人たちである。そこに御言葉が蒔かれ、それを聞いても、すぐにサタンが来て、彼らに蒔かれた御言葉を奪い去る。
16
石だらけの所に蒔かれるものとは、こういう人たちである。御言葉を聞くとすぐ喜んで受け入れるが、
17
自分には根がないので、しばらくは続いても、後で御言葉のために艱難や迫害が起こると、すぐにつまずいてしまう。
18
また、ほかの人たちは茨の中に蒔かれるものである。この人たちは御言葉を聞くが、
19
この世の思い煩いや富の誘惑、その他いろいろな欲望が心に入り込み、御言葉を覆いふさいで実らない。
20
良い土地に蒔かれたものとは、御言葉を聞いて受け入れる人たちであり、ある者は三十倍、ある者は六十倍、ある者は百倍の実を結ぶのである。」
21
また、イエスは言われた。「ともし火を持って来るのは、升の下や寝台の下に置くためだろうか。燭台の上に置くためではないか。
22
隠れているもので、あらわにならないものはなく、秘められたもので、公にならないものはない。
23
聞く耳のある者は聞きなさい。」
24
また、彼らに言われた。「何を聞いているかに注意しなさい。あなたがたは自分の量る秤で量り与えられ、更にたくさん与えられる。
25
持っている人は更に与えられ、持っていない人は持っているものまでも取り上げられる。」
26
また、イエスは言われた。「神の国は次のようなものである。人が土に種を蒔いて、
27
夜昼、寝起きしているうちに、種は芽を出して成長するが、どうしてそうなるのか、その人は知らない。
28
土はひとりでに実を結ばせるのであり、まず茎、次に穂、そしてその穂には豊かな実ができる。
29
実が熟すと、早速、鎌を入れる。収穫の時が来たからである。」
30
更に、イエスは言われた。「神の国を何にたとえようか。どのようなたとえで示そうか。
31
それは、からし種のようなものである。土に蒔くときには、地上のどんな種よりも小さいが、
32
蒔くと、成長してどんな野菜よりも大きくなり、葉の陰に空の鳥が巣を作れるほど大きな枝を張る。」
33
イエスは、人々の聞く力に応じて、このように多くのたとえで御言葉を語られた。
34
たとえを用いずに語ることはなかったが、御自分の弟子たちにはひそかにすべてを説明された。
35
その日の夕方になって、イエスは、「向こう岸に渡ろう」と弟子たちに言われた。
36
そこで、弟子たちは群衆を後に残し、イエスを舟に乗せたまま漕ぎ出した。ほかの舟も一緒であった。
37
激しい突風が起こり、舟は波をかぶって、水浸しになるほどであった。
38
しかし、イエスは艫の方で枕をして眠っておられた。弟子たちはイエスを起こして、「先生、わたしたちがおぼれてもかまわないのですか」と言った。
39
イエスは起き上がって、風を叱り、湖に、「黙れ。静まれ」と言われた。すると、風はやみ、すっかり凪になった。
40
イエスは言われた。「なぜ怖がるのか。まだ信じないのか。」
41
弟子たちは非常に恐れて、「いったい、この方はどなたなのだろう。風や湖さえも従うではないか」と互いに言った。
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