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Japanese 1988 (Seisho Shinkyoudoyaku 聖書 新共同訳)
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Ecclesiastes 9
Ecclesiastes 9
Japanese 1988 (Seisho Shinkyoudoyaku 聖書 新共同訳)
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1
わたしは心を尽くして次のようなことを明らかにした。すなわち 善人、賢人、そして彼らの働きは 神の手の中にある。愛も、憎しみも、人間は知らない。人間の前にあるすべてのことは
2
何事も同じで 同じひとつのことが善人にも悪人にも良い人にも 清い人にも不浄な人にも いけにえをささげる人にもささげない人にも臨む。良い人に起こることが罪を犯す人にも起こり 誓いを立てる人に起こることが 誓いを恐れる人にも起こる。
3
太陽の下に起こるすべてのことの中で最も悪いのは、だれにでも同じひとつのことが臨むこと、その上、生きている間、人の心は悪に満ち、思いは狂っていて、その後は死ぬだけだということ。
4
命あるもののうちに数えられてさえいれば まだ安心だ。犬でも、生きていれば、死んだ獅子よりましだ。
5
生きているものは、少なくとも知っている 自分はやがて死ぬ、ということを。しかし、死者はもう何ひとつ知らない。彼らはもう報いを受けることもなく 彼らの名は忘れられる。
6
その愛も憎しみも、情熱も、既に消えうせ 太陽の下に起こることのどれひとつにも もう何のかかわりもない。
7
さあ、喜んであなたのパンを食べ 気持よくあなたの酒を飲むがよい。あなたの業を神は受け入れていてくださる。
8
どのようなときも純白の衣を着て 頭には香油を絶やすな。
9
太陽の下、与えられた空しい人生の日々 愛する妻と共に楽しく生きるがよい。それが、太陽の下で労苦するあなたへの 人生と労苦の報いなのだ。
10
何によらず手をつけたことは熱心にするがよい。いつかは行かなければならないあの陰府には 仕事も企ても、知恵も知識も、もうないのだ。
11
太陽の下、再びわたしは見た。足の速い者が競走に、強い者が戦いに 必ずしも勝つとは言えない。知恵があるといってパンにありつくのでも 聡明だからといって富を得るのでも 知識があるといって好意をもたれるのでもない。時と機会はだれにも臨むが
12
人間がその時を知らないだけだ。魚が運悪く網にかかったり 鳥が罠にかかったりするように 人間も突然不運に見舞われ、罠にかかる。
13
わたしはまた太陽の下に、知恵について次のような実例を見て、強い印象を受けた。
14
ある小さな町に僅かの住民がいた。そこへ強大な王が攻めて来て包囲し、大きな攻城堡塁を築いた。
15
その町に一人の貧しい賢人がいて、知恵によって町を救った。しかし、貧しいこの人のことは、だれの口にものぼらなかった。
16
それで、わたしは言った。知恵は力にまさるというが この貧しい人の知恵は侮られ その言葉は聞かれない。
17
支配者が愚か者の中で叫ぶよりは 賢者の静かに説く言葉が聞かれるものだ。
18
知恵は武器にまさる。一度の過ちは多くの善をそこなう。
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