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Matthew 22
Japanese 2017 (バイブル: 新約聖書)
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1
ユダヤ指導者に対し、話を続けるイエス――
2
「神の王国キングダムは、王がその息子のために 催もよおした結婚 披露宴ひろうえんのようなものだとも言える。
3
王は何人かを 披露宴ひろうえんへ招待した。準備も整った。さっそく主催者は、招待客の元へ使いを送りだした。『ささっ、お待ちかねのパーティーが始まりましたよ!どうぞ、お越し下さい!』 ところがどっこい、招待客は誰1人行けないと言うじゃあないか!
4
そこで、王は何人か別の家来を招集し、『さぁ! 披露宴ひろうえんはもう準備万端です!極上の牛肉もいい具合に焼けて食べごろですよ!ね、披露宴ひろうえんへ一緒に行きましょう!』 と言うように伝えた。
5
しかし家来の者など見向きもせず、別の用事のために出かけていく者も出るほど・・・ある人は、自分の農園へ、またある人は自分の仕事へ向かった。
6
また中には、呼びに来た家来をとっ捕まえ殺してしまう者もいた。
7
これに怒った王は、自分の軍隊を発動し、家来を殺した人を殺しに行かせた。そして軍隊は町中を焼け野原とした。
8
王はその家来に言った。『 披露宴ひろうえんは準備万端だ!あいつらを招待してやったが、来るに値しない奴らだ。
9
それなら、あらゆる地域や通りに出て行き、目につく者全てを招待するんだ! さあ急げ!』
10
そこで、家来は道へ出ていき、目につく限りの悪い人も良い人もそこに集め、結婚 披露宴ひろうえんの会場へ連れて行くと、会場はあっという間に客人で溢れかえった。
11
王が席へ着くと、そこには結婚 披露宴ひろうえんの席らしからぬ身なりの男が目に入った。
12
『友よ、いったいどうやって入った?式にふさわしくない格好ではないか』 これには言葉がつまる男―― 【当時、客には着ていく婚礼の服が与えられた。その服を拒むのは考えられない事であり主人に対する 侮辱ぶじょくだったのだ】
13
『この男の手足を縛り、闇へ放り込め。こやつもまた、痛みで歯をきしませるのだ!』 と食事をとり分ける家来に命じた。
14
そう。招待される者は多いが、選ばれる人はわずかなのだ・・・!」
15
イエスが教えていた場所から去るパリサイ一派。イエス逮捕のきっかけになるような失言をさせる罠に 陥おとしいれる方法を探った。
16
彼らはパリサイ一派やヘロデ党から数人、差し金をイエスのもとへ送り込んだ。「先生、あなたの教えと言葉は、真実極まりないと存じ上げております。誰がいようが、顔色をうかがうことなく、真っ直ぐに神の道を教えていらっしゃる。
17
ここで1つお尋ねしますが・・・我々ユダヤ人は、ローマ帝王カイザルに税金を納めるべきでしょうか?」
18
「この偽善者め!なぜ俺の口から失言を引き出そうとなんかしてるんだ?!
19
税金の支払いに使われる銀貨を見せてみろ」彼らはイエスに銀貨を見せた。
20
「この銀貨に描かれているのは誰の肖像だ?また、刻まれている名は誰だ?」
21
「カイザル様とその名前でございます」「じゃあカイザルのものはカイザルに返し、神のものは神に返せ・・・!!!」
22
「おぉ・・・」イエスの答えは、使者の想像を 逸いっしていた。あまりに立派な答えであったがゆえ、驚きを隠せなかった。失言させるところが逆転し、感心して帰ったのだった。
23
同じ日―― 死んで、後のち復活することなどないと信じる、サドカイ一派がイエスのもとに来て質問した。
24
「先生、掟の中で、夫が子どもを残さずに亡くなった場合、子孫を残すためにも、夫の弟が取り残された妻と結婚しなくてはならないと教えていますよね―― 【聖書:申命記25:5-6より引用】
25
そこで質問なのですが、とある7人の兄弟がいました。1人目は、結婚したものの、子を持たずして亡くなってしまったため、次男が長男の嫁と結婚しました。
26
しかし、次男も同じく亡くなってしまいました。三男、そしてそれ以降の兄弟にも同じ事が起こりました。
27
最終的にその女も亡くなってしまいました。
28
さて、結果、兄弟全員が結婚したことになるこの女は、人が死から復活するとき、いったい誰の妻となるのでしょうか?」
29
「聖書で言っていることも、神の本当の力も、なにも分かっちゃいないな!
30
人が死から復活するとき、そこに結婚という概念はない。人が互いに結婚することはなく、みんな天国の天使のようになる。
31
神が言う、人の復活について本当に読んだことがあるのか?
32
『私はアブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神である』―― 【聖書:出エジプト記3:6より引用】と神は言った。神は生ける人の神なのだ。つまり、あの男たちは実際、死んではいなかったのだ」
33
これを聞いた人たちは、その教えの素晴らしさに空いた口がふさがらなかった。
34
「何?サドカイ派がか・・・?」―― イエスと論ずれば論ずるほど、己の間抜けさが 露あらわになると感じたサドカイ派が、それ以上の議論を止めた。と聞いたパリサイ派が会議を開いた。
35
そして、パリサイ一派の中の熟練掟の学者がイエスを試す質問を仕掛けた。
36
「先生、神の掟で、最も重要なものは何なのでしょうか?」
37
「心、魂、思い、ちからを尽くしてあなたの王である神を愛すんだ―― 【聖書:申命記6:5より引用】
38
これこそ、最も重要な掟だ!
39
次に!周りの人間を自分の事のように愛すんだ!!!―― 【聖書:レビ記19:18より引用】 これも同じく重要だ!
40
全ての掟、そして預言者の言葉も、すべてはこの2つの掟から来ている」
41
パリサイ派が周りにいる間に質問をするイエス。
42
「救世主キリストについては誰の息子だと考えてるんですか?」「それはもちろんダビデ大王の子でしょう」
43
「ではなぜ、ダビデ自身が 救世主キリストの事を『我が王』と呼んだのでしょう?ダビデ王は 神の霊ホーリースピリットによって、こう言った、
44
『🎼王なる神より我が王へ 座れ、私の右の座へ 汝なんじの敵、汝なんじの 足下あしもとへひれ伏す日まで』―― 【聖書:詩篇110:1より引用】
45
ダビデ王自身が 救世主キリストのことを『我が王』と呼ぶのに、どうして 救世主キリストがダビデ王の子になりえる・・・?」
46
パリサイ一派の誰も、この質問に答えることができなかった。それ以降、誰一人としてイエスに質問する勇気のある者はいなかった。
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