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Matthew 26
Japanese 2017 (バイブル: 新約聖書)
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1
話終えたイエスは、一味だけに向かって口を開いた――
2
「明後日は 過越すぎこしだ。その日“この人”は、十字架で殺されるために、敵の手にわたる・・・」―― 【ユダヤ人は毎年、種なしパン祭を行っていた。初日には 過越すぎこしの祭典として、子羊を生け贄にし、1週間かけてイースト菌の入っていないパンを食べるのだ】
3
その頃―― 「うまく殺す手立てはないのですか・・・?」大祭司カヤパの家では祭司たちやユダヤ指導者たちが集まり、
4
人に見られることなくイエスを逮捕し、殺す方法はないもんかと話し合うミーティングを行っていた。
5
「ちっ、祭りの最中にイエスを捕まえることはできません。民衆の怒りを買い、暴動が起きるでしょうからね・・・」
6
イエスはベタニア村に住む、重い 皮膚病ツァラト患者シモンの家を訪れていた――
7
そこに女が入ってきた。手には 石膏せっこうのつぼ。そのつぼには、純粋なナルド油で作られた、非常に高価な 香油こうゆが入っていた。すると女は食事をするイエスの頭にツーと 香油こうゆを注いだ――
8
女の大胆な行動に一味はカンカン―― 【招待も受けずに女が男の食卓中に割り込むことは当時の世間一般的には無礼だったこともあってだろう。女は男ほどの身分がないとされていたからだ】 「くぁーもったいない!
9
売れば、貧しい人たちを助けることもできたというのに・・・!!」
10
「やめろッ!!!俺のためによくしてくれたっていうのに、なぜ彼女を責める?
11
貧しい人たちはいつも身近にいる。彼らを助けることはいつだってできるが、俺はいつまでも一緒にいるわけじゃあない・・・
12
彼女は俺のために最善をつくし、俺の 埋葬まいそうに備え、体に 香油こうゆを注いでくれた。
13
約束する、最高な知らせゴスペルが世界中に広まるとともに、彼女がした事が世界に知らされる!彼女の行為は永遠に忘れられない・・・!!!」―― 【聖書:申命記15:11より引用】
14
おやおや、十二使徒の1人であるイスカリオテ人のユダは、なぜか1人祭司たちのもとへ向かっている――
15
「イエスをあなたたちの手に引き渡しましょう・・・ただそれに対する報酬は・・・?」銀貨30枚をユダに手渡した祭司たち。
16
それからのユダはイエスとともにいても、脳裏のうりではイエスを引き渡す機会を探っていた・・・。
17
さて、種なしパン祭の初日―― イエスの仲間が何やら尋ねにきた。「イエスのために 過越すぎこしの食事を用意したいんだが、食事はどちらで?」
18
「町へ行って、俺の知人のもとを訪れろ。そしたら、『神が俺のために定めた時は近い。仲間と一緒にあなたのところで 過越すぎこしの食事をとる』と伝えるんだ」
19
イエスに言われた通り行動した仲間たちは、過越すぎこしの食事の準備をした。
20
夕方になり、イエスは十二使徒と食事について、楽しく 過越すぎこしの食事をしていた。
21
その最中のことだった―― 「今、食事を共にしているうちの1人が、俺を敵の手に引き渡す・・・!!」
22
「なッ!!!」イエスの言葉を聞いて、仲間たちに衝撃が走った。「俺は絶対、あなたを裏切りませんッ!!!」おのおのが矢継ぎ早に言った。
23
「俺と同じ器にパンをひたしている者・・・俺を裏切るのは、この男だ・・・
24
“この人”は聖書にあるとおりこの世を去る。しかし、“この人”を裏切って敵の手に渡し、死に追いやられる者ほど無残な者はいない・・・彼はいっそのこと、生まれてこない方がましだった・・・」
25
「せ、先生!もちろん、私ではないですよね・・・?」ユダが尋ねた。「いや、おまえだ」
26
それから、食事を続けるイエスはパンを取ると、神に感謝を捧げてからパンを裂き、仲間たちに配った―― 「このパンは俺の体・・・さあ取って食べるんだ」
27
次に、ワインの入った 杯さかずきを取り、神に感謝を捧げると、同じように仲間たちに配った。「みんな、この 杯さかずきから飲んで、次へと回すんだ・・・
28
このワインは、多くの人の過ちを 赦ゆるし、神と人が新しい条約を結ぶために流される俺の血だ。
29
神の王国キングダムで新しくなったワインを飲むその日まで、俺がワインを口にすることはない。その時はともに飲むぞ!」―― 【新しいワインとは、新しくされる天国と地球を意味している】
30
それから、神を讃えて声を大にして歌い、オリーブ山へ出ていった。
31
「今夜、おまえたちが俺に抱く信頼は崩れる。聖書にこうある。『私が羊飼いを殺す すると羊は逃げ惑う』―― 【聖書:ゼカリヤ書13:7より引用】
32
だが、俺が殺されたあと、死から 蘇よみがえり、ガリラヤ地方へ行く。そこでおまえたちを待つ!」
33
「たとえ、他の誰があなたを見限ろうとも、俺が持つあなたへの信頼は絶対だ!!!」イエスの言葉に強く反応したのは岩のペテロ。
34
「真実はこうだ。今夜おまえは俺を知らないと言う。雄鶏ニワトリが鳴く前に三度、俺を拒絶する」
35
「お、俺がイエスを拒絶するだと?んな、とんでもない!!俺はイエスの為なら死ぬ覚悟だってできてんだッ!!!」他の仲間も続けざまに同じようなことを言ったのだった。
36
イエスと仲間たちはゲツセマネ園に行った―― 「祈ってくるから、ここに座っていてくれ」
37
イエスは使徒たちにそう告げたが、岩のペテロとゼベダイの息子2人だけ、一緒に来るようにと言った。う゛ッ・・・ イエスは苦しみのあまりもだえ始めた。
38
「俺は悲痛のあまり、心が張り裂けそうだ・・・。目を覚まして、ここで待っていてくれ・・・」岩のペテロとゼベダイの息子2人にそう告げると、
39
イエスは少しだけ離れ、その場にひれ伏して祈り始めた。「父さん・・・俺がこの 苦しみの杯サカズキを飲まなくても、すむようにしてほしい・・・が、俺じゃあなく、父さんの思いのままにしてくれ・・・」―― 【 苦しみの杯サカズキはこれから通る苦しみを象徴している】
40
そして、仲間たちのもとへ戻ると、「zzZ」寝ている・・・イエスはペテロを見て―― 「おい、おまえたちは1時間たりとも共に起きていられないのか!
41
目を覚まして、誘惑に 陥おちいらない力を祈り求めるんだ。魂が正しくありたくとも、人間は弱い」
42
また2度目もその場を離れ、祈りへ向かった―― 「父さん!この 苦しみの杯サカズキが俺に与えられた逃げ道無き使命なら、どうか、あなたの思い通りに・・・!」
43
イエスが仲間たちのもとに戻ってくると、またも睡魔に負けた3人が寝ているではないか。
44
そのままにし、再びその場を離れ、同じことを祈った。
45
さぁ、3度目の正直・・・イエスが戻ってくると3人は、くかーと寝息を立てている。イエスは諦めのため息をついた。「また寝てるのか・・・“この人”が罪人の手に落ちる時が来た。
46
立て、時は満ちた。裏切り者のご登場だ・・・」
47
イエスが話し終わらないうちに、十二使徒の1人、イスカリオテ人のユダが、剣やこん棒を持った武装集団をしたがえてやって来た。彼らは祭司や掟の学者や長老たちに派遣されたのだ。
48
――いいか、俺が口づけの挨拶をする人を捕まえるんだ―― このイエスを裏切った使徒は、あらかじめ武装集団にイエスを見分けるためのサインを伝えてあった。
49
「あ、先生!」ユダは笑顔でイエスに近づき、口づけの挨拶をすると、心の中で不気味な笑みを浮かべた。
50
「友よ、目的を果たすがいい」イエスが答えると、武装集団はイエスを捕え、押さえた。
51
っとその時!! にゃろォォォ・・・スパっ・・・ イエスの仲間が剣を引き抜き、勢いよく振りかざした。ぼとッ・・・地面に落ちたのは大祭司の遣いの者の耳だ。
52
「剣をしまえ!剣を抜く者は剣に死す!―― 【剣で人を傷つけるのなら、その罪により、自分が罪に定められ、殺されることを意味している】
53
俺が 父さん神に求めれば、何万という天使軍をよこすことくらいわかるだろう!
54
しかし、それでは聖書にあることが全うされない。つまり、『起こるべくして起きていることだ』」
55
「なぜ犯罪者を捕まえるかのように、剣やこん棒を持ってきた? 俺は逃げも隠れもせず、毎日、神殿の 境内けいだいで教えていたじゃあないか。なぜそのときに捕まえない?
56
まあいい、聖書で預言者が記したことがすべて全うさせるために起きたまでだ」すでにイエス一味全員はとんずらをこいていた。
57
イエスを捕えた武装集団は、イエスを大祭司カヤパの家に連行した―― そこには掟の学者、ユダヤ指導者などが集結していた。
58
そのころ―― 岩のペテロはというと・・・距離を保ちながら、イエスの後をつけてきていた。そして大祭司の庭に入り、これから何が起こるかその目で見るために看守たちにこっそりと混ざった。
59
祭司や最高議会の議員たちはイエスの汚点をさっさと見つけて、死刑にする気満々だった。“イエスは過ちを犯していた!”とウソでもいい、そんな証言をする者を探しまわった・・・
60
しかし、ウソの証言を並べる者はたくさんいるものの、根拠は全くなく、最高議会はイエスを死刑に処すだけの理由を見つけられずにいた。そんな中2人の者が現れ、
61
こう証言した。「“この人”、一度神殿を壊し、それを3日で建て直すと言っておりました!!!」―― 【イエスという名を口にするのも嫌だった彼らは、わざと名指ししなかった】
62
すると、大祭司が立ち上がった。「彼らがあなたにとって不利な証言をしていますが。これらの訴えに対し、何か反論はございますか?それとも彼らの言っていることはまことですか?」
63
「・・・・・・」イエスは黙ったまま、一向に口を開かない。「いい?生ける神に誓って真実を述べなさい。あなたは神の子、選ばれし王なのですか?」
64
「そう呼びたければどうぞ・・・ですが言っておきましょう。あなたがたはいずれ、“この人”が全能なる神の右の座に腰をすえている姿を見る。そして天の雲に乗ってやって来るのを目の当たりにします」
65
「んなッ、なんでずどォォォ――!!!」ビリビリビリィィィ――! 大祭司は怒り狂って、自分の服を引き裂いた! 「え゛――ぃ!!!もう十分です。これ以上の証言はいりません!みなさんも聞きましたね。今まさにこの耳で、この人が神を 侮辱ぶじょくするのを!
66
これを聞いたみなさんの考えを述べなさい」「間違いなく有罪!死刑です!!!」ユダヤ指導者たちは答えた。
67
ペッ、ペッ! そのうちの何人かがイエスの顔に向かってツバを吐きかけた。ビシッ、ボコッ、ゴキ・・・!! さらには拳で殴る者もいれば、平手でたたく者もいた。
68
「コノッ!預言者なら当ててごらんなさい、今殴ったのはだーれだ?ぷぷぷ」
69
そのころ―― 岩のペテロは大祭司の庭に座っていた。そこへ召使いの少女がやって来ると、「あなたは、あのガリラヤ地方から来たイエスといた人でしょう!?」
70
「うぉッ!な、なーにを意味の分からないことをッ!俺は“知らん”」岩のペテロは彼女の言葉を否定した。
71
中庭を出るペテロ。しかし今度は別の女が彼を見つけた。「あ、ねぇ!ナザレ村のイエスと一緒にいた人ですよね?!」
72
「か、神に誓って言うが、俺はそんな男知らん!」再びペテロは、イエスと一緒にいたことなど無いと否定した。
73
その直後のこと。周りに立っていた者がペテロのもとに詰め寄る・・・ 「間違いない!発音からしてあの男と一緒にいた男だ!」
74
「ざけんな!神に誓って言うが、あんなやろう俺は“知らん”!!もし俺が嘘をついてるってんだったら、神の 鉄槌てっついだって食らってやらあああ!」コッケコッコォォォ・・・・・・「!」ペテロがそう断言してすぐ、雄鶏ニワトリが鳴いた・・・
75
――「雄鶏ニワトリが鳴く前に俺を三度、知らないと言う・・・」―― 「う、ゔわぁぁぁ〰〰〰〰〰〰!」イエスに言われたことを思い出した岩のペテロは、外へ飛び出し、泣き崩れてしまった・・・・・・
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