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Luke 2
Luke 2
Japanese 2017 (バイブル: 新約聖書)
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1
その頃、オクタヴィアヌスが長い戦乱に終止符を打ち、ローマ帝国というひとつの巨大な国家ができ上がった。皇帝アウグスト——尊厳のある者——を名乗る彼の指導の下、世はまさに—— ローマ平和パクスローマーナ——時代を迎えたのだ。彼の指令のひとつとして住民登録が義務付けられた―― 【ローマ帝国の住民登録は、徴兵ちょうへいと税の 徴収ちょうしゅうを促進するためになされた。ユダヤ人は、ローマ軍に仕えることは要求されなかったが、税は払わざるを得なかった】
2
これはクレニオがシリヤ州の総督だった頃に行われた最初の住民登録だった。
3
登録するため、国中の人が自分の生まれ故郷に帰ったのだ。
4
ガリラヤ地方にある丘の上のナザレ村―― 幸さいわいのマリヤの婚約者・ヨセフは、ユダヤ地方のベツレヘム町まで行かなければならなかった。ヨセフがダビデ大王の子孫だからである。100㎞強、南にあるベツレヘム町へ向けて出発した。
5
ベツレヘム町―― 【ベツレヘム町は、海抜かいばつ600m以上の高いところにある町であった】 お腹がふっくらふくれたマリヤを連れ、住民登録を済ませたヨセフ。婚約しているため、いつ産まれてもおかしくない、マリヤを連れていく必要があったのだ。
6
う゛っ・・・ 「大丈夫かッ!」案の定、ベツレヘム町にいる間にマリヤの陣痛は始まってしまった。
7
急な出来事の中で訪ねた先の客間はすでにいっぱい、ど、どうする? 同じ家の居間に案内されたもののそこには、牛や羊が夜の間だけかくまわれていた。メェ~・・・モォ~・・・・・・ 牛や羊などの鳴き声が聞こえてくる中、それは起きた―― うんぎゃ〰〰、んぎゃ〰〰、んぎゃ〰〰 彼女は無事、最初の男の子を出産したのだ! 満面の笑みを浮かべたマリヤは、その子を 布ぬので包み、牛の 餌えさを入れるためのくぼみに敷き詰められた“わら”の中に、そっと寝かしたのだった。
8
その夜、ベツレヘムの町外れにある野原―― 羊飼いたちが羊の面倒を見ていた。
9
ピッカ―――ン! 「!!!」夜であるにも関わらず、突然あたり一面が明るくなるではないか! 「な・・・なんだ!!!」天の王に仕えし天使たちが現れたのだ!そして、天使のまわりを照らすのは、神の栄光であった! ヒィ――! 羊飼いは恐れのあまり硬直した。
10
「恐れなくてよい!君たちに 最高な知らせゴスペルを持ってきたのだから。神の民イスラエルであれば喜ばない人はいない!
11
今日、おまえたちの 救世主キリストが生まれたのだ!我らの王、神より選ばれし王である・・・!!!
12
探せッ!彼は布にくるまれ、家畜かちくの餌箱の上で寝ている!!!」
13
ヴオ゛オ゛オ゛オ゛オ゛―――― 1人の天使がそう言うと、その天使に続いて、天から大軍が下ってくるではないか! 羊飼いの目に映ったのは、そう、天使軍である! すると、すさまじい数の天使軍は愉快に神を讃え、歌いはじめた・・・!
14
「天の神を讃えよ!!! 地球に下れ!!! 平和よ!!! 神に認められし人のもとへ!!! ♪・・・♫・・・♪・・・♫」
15
このパレードの列が天に上ると、あたりが元通り暗くなった。「なんって光景だっぺ・・・・・・!」「ベツレヘムに行くっぺ!!!」「おいらも天の神様が教えてくれたどえりゃ~知らせ、見に行くっぺ!!」
16
ベツレヘム町まで、羊飼いたちはとにかく、嬉しさのあまり笑いながら走った。はぁはぁ・・・・・・ やっとの事でマリヤとヨセフが泊まる 牧舎ぼくしゃを探し当てた。えさ箱の上では確かに赤ん坊が寝ている・・・。
17
「うほぉぉぉぉ、何もかもあの天使が言った通りだっぺ!!!」これを見た羊飼いたちはそこにいたみんなに先ほど見たことや天使から聞いたことすべてを伝えた。
18
なんと・・・!!!これに驚かないはずがない。
19
(いったいこの子は・・・)これを聞いたマリヤは、事を飲み込もうと思いを巡らせた。
20
「お邪魔しました!」ははは――!神様ばんざーい!そらわっしょい、わっしょぃ・・・・・・ などと神を 讃たたえながら羊のもとへ帰った羊飼いたちだった。すべて天使の言ったとおりだった。
21
8日後―― しきたり通り 割礼かつれいをしたその赤子は、マリヤが身ごもる前に天使が示したとおり“イエス”と命名されたのであった。この時は誰も、この子が天地を 統すべる王であるとは知るよしもない。
22
ベツレヘム町―― 掟に書かれている通り、40日後に母と子の 清きよめの儀式を行い、イエスを神に捧げるため、ヨセフと婚約者マリヤは、8㎞北にある神殿の 都みやこエルサレムに向かった―― 【聖書:レビ記12:2-8にあるとおり、ユダヤ人の 掟おきてだったのだ】 神殿の 都みやこエルサレム――
23
掟には「母が産む 初子ういごが男の子ならば――王のために聖別された子――であるべし」とあったのだ―― 【聖書:出エジプト記13:2, 12より引用】
24
また、掟には「山鳩やまばとのオスとメスを1羽ずつ、または 家鳩イエバトのひな2羽を 捧ささげるべし」ともあるため、そのとおり 捧ささげた―― 【聖書:レビ記12:8より引用】
25
その日、神殿の 都みやこエルサレム―― ――シメオン―― 彼は、神に心を捧げる 善よき男だった。神の約束どおり、イスラエル国が救われることを心の底から待ち望んでいた。なんと 神の霊ホーリースピリットさえもが彼と共にいたのだ。
26
彼は死ぬ前に、神の霊ホーリースピリットから“神に選ばれし王”にお目にかかれると語られていた。
27
そんなこんなで 神の霊ホーリースピリットが彼をエルサレム神殿へと導いた―― 実はその同時刻に、ヨセフとマリヤは、先ほど挙げた掟、母の 初子ういごが男の子の場合、40日後に行わなければならなかった掟の行事真っ最中だったのだ。「!」シメオンはイエスを抱いた夫婦に 遭遇そうぐうした!
28
2人の許可を求め、シメオンはイエスを抱きかかえると、神に感謝した!
29
「神様よー、あなたは約束を守ってくださった! これであなたのしもべは、安心して死ねます。
30
あなたがどのように 神様の民イスラエルをお救いになられるのか、“この目で”おがめたからです!
31
これであなたの計画を誰でも見られる!
32
彼はすべての国々をあなたへ導く光、彼はイスラエルの民に 誉ほまれをもたらすのじゃ!」
33
これを聞いて口をあんぐり開けるほど驚いたイエスの父ヨセフと母マリヤ。
34
それからシメオンは夫婦2人の祝福を祈った。「この子によって、多くのユダヤ人が倒れ、多くのユダヤ人が立ち上がる。誰もが受け入れるわけではないが、神様より与えられし“しるし”となる!!!
35
心に秘められた思いが明らかになる。彼に起こることはあなたを苦しめる。まるで、刃で心を 貫つらぬかれるような思いをするでしょう・・・」
36
また、その日はアンナという預言者にも出会った。――女預言者アンナ―― 彼女はアセル族のパヌエルの娘で、若い頃結婚したが、7年後には夫を失い、未亡人みぼうじんとなった。
37
それから歳を重ね、今では84歳。彼女は 断食だんじきをし、祈ったりと、神様へ心から仕える日々を送っていた。
38
彼女“も”また、イエスを連れたヨセフとマリヤがいる神殿にいたのだった。女預言者アンナは彼らとの出会いを神に感謝した。彼女はこの後、エルサレムの自由を待ち焦がれている者に 救世主キリスト“イエス”を伝えていったのである。
39
さて、掟通りの手続きや儀式を終え、3人はついにガリラヤ地方のナザレ村に帰っていった。
40
イエスはナザレ村ですくすくと育った。神に祝福されていたがため、たくましく、知恵豊かに成長したのであった。
41
ユダヤ人には昔から“ 過越祭すぎこしさい”という祭があった。イエスの親は毎年この祭りを祝うため、神殿の 都みやこエルサレムに足を運んだ。
42
これはイエスが12歳の時である―― 【この時代、12歳はほぼ成人であった】 例年通り、今年もイエスは両親に連れられ、神殿の 都みやこエルサレムへ行った。
43
楽しい祭りが終わり、イエスの父ヨセフと母マリヤは故郷に帰るため、エルサレムを去った。一緒にいるはずのイエスを残して・・・ そう、両親は気づいていなかったのだ!
44
他の人と一緒にいるのだろうと大して気にも留めず、1日もの間旅を続けた―― 【祭に参列する人たちは、道中、強盗から身を守るために、しばしばキャラバン隊を組んで旅をした。ほとんどの場合は、女や子どもをキャラバン隊の先頭にし、男は最後尾についた。12歳の男子は、どちらの集団にいることもできたので、マリヤもヨセフも、イエスはもう一方の集団にいると思ったのであろう】 しかし、異変に気付いた両親は、親戚や友人家族の集団の中を探し始めた。
45
「いッ、いない・・・!!!」2人は慌てて神殿の 都みやこエルサレムまで引き返した。
46
「すみません、このような子を見かけなかったでしょうか?」「悪いが、知らないねぇ~」「ちくしょう、無事でいてくれイエスッ!」エルサレム神殿―― イ、イエスッ!!! 3日かけてようやくイエスは見つかった。なんと神殿で宗教の先生たちを相手どって難しい議論を繰り広げていたのだ。
47
(なんだこの青年は・・・) 誰もがイエスの理解力と受け答えに圧倒された!―― 【神殿は学問の場として有名だった。過越祭すぎこしさいの間は、各地方のもっとも偉大な教師たちが集まり、教えたり、大いなる真理について討論したりした。そのため、わずか12歳で教師を魅了したイエスのすごさが伺える】
48
(こんなことありえるのか・・・)両親は息子の姿を見て、とても信じられない様子だった。「イエス!なぜこんなことしたの?お父さんとお母さんがどれだけ心配したか分かる?すっごく探しまわったのよ」安心する間も無く、マリヤはイエスにつめよった。
49
「なぜ探す必要があったの?俺が父さんの仕事場にいなくちゃってことは知っておくべきだよ!」と少年イエス。
50
2人には、イエスの言葉の意味がさっぱりだった。
51
イエスはナザレ村に無事帰り、その後も両親に従順に育った。この時、母マリヤは未だに起きた出来事について思いめぐらしていた。
52
イエスは、歳を重ねるにつれ、知恵を身につけた。そして神はもちろん、彼を知っている者は誰もが愛す青年へと成長したのであった。
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