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Mark 1
Japanese 2017 (バイブル: 新約聖書)
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1
誰もが待ちこがれた・・・・・・彼の出現を。預言されし 救世主キリスト、神の 一人子ひとりごの来たる時を。この 最高な知らせゴスペルを耳にする日を。その者の名は“イエス”。この 最高な知らせゴスペルの始まりは、
2
預言者イザヤがむかしむかーしに記した預言からとなる・・・ 「よく聞け。私は“この男”の前に使者を送る。その使者が“彼の”道を整える・・・!」―― 【聖書:マラキ書3:1より引用】
3
「荒地で叫ぶ声がする・・・『神のお通りだ、道を整えろ・・・! 神のために道をまっすぐにするのだ』」―― 【聖書:イザヤ書40:3より引用】
4
この使者とは、とある荒地で人々を水に 浸つからせ、洗礼バプテスマを授けていた人物のことである。通称、洗礼者バプティストヨハネ―― 【 洗礼バプテスマとは、水の中に全身を 浸ひたす行為。今までの的外れな生活をやめ、神に従い始める決心を表すものだ】 ―― 洗礼者バプティスト・ヨハネ―― ――「神さんは、人の犯した過ちを 赦ゆるしたいと思うてくれてやす・・・。もし、神さんに 赦ゆるしてもらい、神さんが用意する人生を歩みたいなら、生き方、考えを改める決意として、洗礼バプテスマを受けなされ。水から上がって道を改めた時にゃあ、己おのれの犯した過ち、しがらみから自由となりやす・・・!!!」
5
洗礼者バプティストヨハネが伝えるメッセージは瞬く間に広まった―― 「き、聞いたか!預言者が現れたらしいぞ!」「俺も聞いたぞっ!たしかヨハネという名の男だよな!」「そう、あそこの荒地にいるらしい!何でも、各地方から人がぞくぞく集まってるって話だ!」これを聞いたエルサレムやユダヤ中の人が、洗礼者バプティストヨハネを見に次から次へと集まって来た。洗礼者バプティストヨハネは、なりふり構わず真理をドンと語った。自分の犯した過ちを告白する人は続出し、洗礼者バプティストヨハネによってヨルダン川の水に体を 浸ひたしてもらった。そう、洗礼バプテスマを受けたのだ。まさに預言どおり、救世主キリスト・イエスの道が整えられていった。
6
ところで、洗礼者バプティストヨハネは普通の人とはちょっと違っていた。いや、ちょっとどころではない。彼はらくだの毛皮から作った服に 革かわの 帯おびを締め、それを着こなしていた―― 【実はこれ、伝説の預言者であるエリヤと同じ格好なのだ】 そんな原始人みたいな格好をしていた 洗礼者バプティストヨハネの食事はというと、いなごとハチミツのみ・・・。
7
変わり者に見える反面、彼は 威厳いげんをまとい、肝きもが座っていた。人は彼が来たるべき預言者だと言い、偉大な者として 敬うやまっていた。そんな 洗礼者バプティストヨハネ本人が人々へ、こう宣言した。――「あっしの次に来る方は、あっしみたいな預言者よりも遥かに“勝る”。あっしにゃあ、その方の靴ひもをほどく価値すりゃ・・・“ありやせん”。
8
あっしは、水によって 洗礼バプテスマを授けてやすが、その方は 神の霊ホーリースピリットによって授けやす・・・!!!」洗礼者バプティストヨハネほど偉大な人を見たことがない群衆は、驚いたと同時に胸が躍った。
9
ちょうどそのころ、洗礼者バプティストヨハネの手で水に 浸つからせてもらうため、イエスは生まれ育ったガリラヤ地方にある丘の上のナザレ村からヨルダン川に出向いた―― 【その距離およそ15-80㎞。ヨルダン川の長さは延べ251㎞である】
10
ざぶんッ・・・ イエスが水から上がった瞬間―― カッ! 空が引き裂かれたように明るくなり、神の霊ホーリースピリットが自分の上に舞い降りてくるのがイエスの目には見えた。それは、パタパタと、まるでハトのように・・・
11
「!」「――むすこよ・・・愛しているぞ・・・おまえは私の誇りだ――!!!」天から響きわたった声。それは、神の喜びの声であった!
12
神の霊ホーリースピリットと 交まじわったイエスは、彼の導きによって荒野へ送り出された――
13
ワォ――ン・・・ 時に 獣けものの鳴き声も聞こえるこの場所は、悪魔王サタンの誘惑がクモの巣のように張り巡らされていた。待ち受けていたのは40日にも及ぶ 悪魔王サタンの誘惑。それはつらーい試練である。この乗り越えるべき試練に耐えるイエスを守り続けていた者たちがいた。神より派遣されし、天使たちだ。
14
力強く試練を乗り越えたイエスは、ガリラヤ地方を 皮切かわきりに、誰もが待ちこがれていた 最高な知らせゴスペルを伝え始めた!それはちょうど、洗礼者バプティストヨハネが投獄された後のことだった・・・
15
「時は満ちた、最高な知らせゴスペルだ! 敵アクマの支配下と化したこの世へ、神の王国軍キングダムが乗り込んだ!!心を入れ替え、神の王国軍キングダムに加わるのだ・・・!!!」
16
ガリラヤ湖―― 【ヨルダン川中流に位置し、面積はおよそ165㎢】 イエスがガリラヤ湖のほとりを歩いていると、漁師であるシモンと弟のアンデレを見つけた―― 【シモンは後に岩のペテロとして知られる】 ――漁師の兄弟シモンとアンデレ―― いよっ!パシャーン・・・ 彼らは、小舟から 網あみを 湖みずうみに投げ入れて 漁りょうをしているようだ―― 【当時は、魚を獲るために、縁ふちに丸く小さな重りをつけた 網あみを使用するのが一般的だった】
17
「シモン!アンデレ!俺について来い!“人を引きあげる漁師”に、俺がする!!!」
18
(え、今俺らに言ったのか・・・?)シモンとアンデレは見合った。いよーし!2人はさっと 網あみを置いて、イエスの後を追った。
19
イエスはそのままガリラヤ湖のほとりを歩いていた―― 次に見つけたのは、ゼベダイの息子、兄ヤコブと弟ヨハネだ。彼らは小舟に乗り込み、漁りょうに使う 網あみの準備をしているようだ。――漁師の兄弟ヤコブとヨハネ――
20
「おーし、てめぇら今日もぎょうさん獲るどー!」「へいっ!おかしら!」父ゼベダイに 雇やとわれた 漁師仲間クルーも小舟に数人乗っていた。「ヤコブ、ヨハネ!行くぞッ!俺について来い・・・!!!」イエスはまるで親友を呼ぶように、2人を呼んだ―― 【 後のちにこの2人は雷兄弟兄ヤコブ弟ヨハネと呼ばれる】 「オヤジィ、仕事中にワリィ!俺たちゃ行くぜ!!」2人は父と 漁師仲間クルーを残してワックワクしながら小舟を降りたのだった―― 【この時代、学がくのある師について行くことは、非常に名誉あることとされていた】
21
イエスと仲間たちはガリラヤ湖沿いの町“カペナウム”に向かった。休日サバスになるとイエスは、ユダヤ集会所シナゴグに行って教え始めた―― 【ユダヤ人にとって 休日サバスは、宗教的な義務として働くことができない日であり、ユダヤ集会所シナゴグに言って聖書の話しを聞く日でもあった】
22
人はイエスの教えに仰天した!掟の学者や、そこらの教師とは違い、絶大な権威を持って話したからだ。イエスが話し始めると人々は引き込まれ、釘付けになった。
23
そんなある時、悪魔に取り 憑つかれた男が ユダヤ集会所シナゴグにやってきたかと思うと、突然叫びだすではないか!
24
「ナ゛ァザレノイェズゥダト・・・!?ナ゛ッナゼココニイル?我々ヲ滅ボス気カ、アァ?俺ハ知ッテルゾォ!!ハァハァ・・・オマエハ神ノ聖者ダァ〰〰!」
25
「黙れ、失せろ」イエスは悪魔をギロっとにらみつけた。「ウ、ヴア゛ァ〰〰〰〰!!!」
26
悪魔は男の体をブルブル震わせ、叫び声を上げて出て行った。
27
それを見た人たちは恐怖のあまり心臓が止まりそうだった。「い゛ッ、いったい、何が起きてんだ?!こんなの、見たことも、聞いたこともないぞ・・・!あの方の言葉にはとてつもない権威がある・・・悪魔さえも従うなんて・・・!!!」
28
こうして、イエスの評判はガリラヤ地方に爆発的に広まったのだった。
29
イエスと仲間たちは、シモンとアンデレ兄弟の家に行くため、ユダヤ集会所シナゴグを後にした。もちろんヤコブ、ヨハネ兄弟も一緒だ。
30
シモンとアンデレ兄弟宅―― ゔッはぁはぁ・・・家に入ると、シモンの義理の母が高熱でうなされていた。
31
イエスは彼女の手を取るとスッと立たせた。「!」(あ、あれ・・・?)気付けば、病気が治っているではないか!シモンの母親は、驚いて目をパチクリさせた。しばらくすると状況が読めたのか、イエスに感謝して、仲間たちをもてなし始めたのだった。
32
同日―― 多くの人は日が沈むのを待ち、悪魔に取り 憑つかれた人や病人を、ここぞとばかりにイエスのもとへ連れて来た―― 【当時、日の沈みを 境さかいに日付が変わった。また、致命傷ちめいしょう以外の治療は仕事としてみなすユダヤ人たちが多くいたため、休日サバスの終わりを待たざるを得なかった】
33
町の住人たちがこぞって押しかけるので、家の周りはちょっとしたお祭り騒ぎだ。
34
イエスは人知を超えた力で次々に病人を治し、取り 憑つかれた人たちを悪魔から解放した。その際、悪魔が喋ろうとすると、イエスはバシッと黙らせた―― 【イエスの正体を把握する悪魔が彼の正体を明かせば、たちまちローマ帝国への反乱を求める大きな騒ぎがおきかねなかったからだ。当時のイスラエル国は、ローマ帝国の配下にあったため、預言されし 救世主キリストが来れば、きっとローマ軍を打ち負かしてくれるだろうと信じられていた。そのため、救世主キリストらしき人が現れる度に、ユダヤ人は反乱を起こそうと 躍起やっきになっていた。暴動など起こしたくないイエスは、そうならないようにと非常に注意をはらっていた】
35
翌朝―― 一人っきりで祈るためにイエスは家を出た。外はまだ暗くて涼しい。
36
イエスがいなくなってからだいぶ時間がたったが、一向に戻ってこない。何の 音沙汰おとさたもなかったので、シモンは仲間を連れてイエスを探しに出た――
37
「い、いたぞー!」「こぉ—んなとこにいたんスかッ!みんな探してたんスよー!」
38
「・・・今から近くの町や村へ行って、最高な知らせゴスペルを伝えるぞ。俺はそのために来た!」イエスの目は燃えているようだった。
39
それから、ガリラヤ地方にある ユダヤ集会所シナゴグをくまなく 巡めぐり、最高な知らせゴスペルを伝え、悪魔に取り 憑つかれた人たちを解放してあげたのだった。
40
ドスッ! ある時、重い 皮膚病ツァラトに 侵おかされた男がイエスの前に来て、ひざまづいた。「お願いです!どうか私の体を元通りに!先生のお気持ちひとつで治るのですから・・・!!!」
41
イエスは心を打たれた・・・。「もちろんじゃないか!さあ、よくなれ!」
42
イエスが彼に触れると、皮膚病ツァラトはスーっと治っていった。
43
イエスは、帰ったあとの 処置しょちに気をつけるよう、強く忠告した。
44
「いいか、このことはだれにも話してはいけない。これから自分の体を祭司に診てもらい、神へ捧げものをするんだ。そうすりゃあ、完全に治ったことが、誰の目にもはっきり分かる!」皮膚病ツァラトが治った男は、感謝して別れのあいさつをした。
45
――「みんなー!き、聞いてくれーィ!ナザレ村のイエス様がよー、絶対に治らねぇはずだったこの俺の 病やまいを治してくれたんだぁぁぁ!!!」男は忠告されたにもかかわらず、町中の人にイエスの素晴らしさを言いふらしてしまった。こうして、イエスの評判はますます広まった。すると、イエスをローマ帝国に反乱する王に 祀まつりあげ、大きな騒ぎとなった。そのため、町の中に入れなくなってしまう始末。イエスは、ひとけのない場所で騒ぎが収まるのを待つことにした。だが、そんな期待をよそに、さまざまな町や村から、人がぞくぞく 集つどうばかりであった。
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