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Mark 5
Mark 5
Japanese 2017 (バイブル: 新約聖書)
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1
イエスと仲間たちは 湖みずうみをわたり、ゲラサ人の住む地に向かった―― ・・・ガララ、ガチンッ・・・ガララ、ガチン・・・ガララ、ゴキィィィン・・・・・・ 「・・・ヴゥオォォォォ!!!」
2
イエスが小舟を降りると、悪魔に 憑つかれた男が墓場である洞窟から出てきた。
3
なんと、取り 憑つかれた男は墓場を住みかにしていたのだ。鉄の鎖をもってしても、凶暴な彼を止めることができない。
4
というのも、過去に大の男たちが集まり、協力して手や足を鉄でできた鎖でつなぎ、固く縛って、どうにか助けようとした。だが、悪魔はその鎖をいとも簡単に引きちぎるではないか!それから何度も挑戦し、縛りつけたものの、取り 憑つかれた男はことごとく鎖を壊してしまった。もう誰も彼を止めることができず、野放しとなった男は、町の悩みの種となっていたのだった。
5
「ギィャア゛ァァァ・・・」ガリ、ガリガリ・・・ 男は昼も夜も、ほら穴の近くや山の上で叫び声をあげ、自分の体を石で傷つけていたのである――
6
取り 憑つかれた男は遠くからイエスたちの気配に気付いた。ドドドドッと勢いよくイエスたちのそばへ駆けて行くと・・・ヒッ!と目を見開きイエスの前にひざまずいた!
7
「ナ、ナゼアナタガココニ・・・???」「こんの汚れた霊め、この男から消え失せろッ!」「恐レ入リマス!モ、最モ偉大ナ神、イエスゥゥゥ!イッ一体、ワダシヲドウナザルオツモリデスガァァァ?!ドーカ、ドーカ、ワダシヲヒィドイ目ニ遭ワセナイト、神ノ名ニヨッテオ誓イクダザィ――!!!」
9
「・・・名を名乗れ」「申シ遅レマシタ・・・大勢デコイツニ取リ 憑つイテオリマスユエ、ローマ軍団レギオント申ジマズゥ!
10
ドーカ、オ、オ願イジマスゥ、コゴニイィサァセェテェ――!」―― 【ローマ軍では、6000人の軍隊=1レギオンとしていた】 ―― ローマ軍団レギオン―― ローマ軍団レギオンは、自分たちをこの地方から追放しないでほしいと、土下座し、ひたいを土にこすりつけるようにして、しきりに頼んだ。
11
「!」その頃、近くの丘ではブタの群れが草を食べていた。
12
それに気づいた、ローマ軍団レギオンは一瞬、目を細め、しめたとばかりにニヤッとした。「ア゛ッ!セメテ、アソコニイルブタノ群レニ、取リ 憑つカセテ下サイマゼェ〰〰!」
13
イエスはそれを承認した。ズォォォ〰〰ドヒュ—ン!!! 凄まじい数の悪魔が一斉に男から出て行くと、ブタの群れに次々と入っていった。「ッ!!!ブ、ブヒィィィ――」ドォゴゴゴゴゴ・・・・・・ザバァン、ザバ、ザバババババーン・・・・・・ およそ2000匹にもなるブタの群れは、気が狂ったように鳴き叫びながら丘を駆け下り、なだれのように 湖みずうみへ突っ込んでいく・・・・・・・辺りの人たちは、ただ呆然と立ちつくしていた。――しばらく経ち、何もなかったかのような静けさが戻った。2000匹ものブタが 湖みずうみに沈んだのだ・・・
14
(ンな、うわぁぁぁぁぁ・・・) ブタを飼育していた男たちは、血相を変えて全員一斉にその場から逃げ出した―― 町につくと、慌てながらも、町人に何が起きたかを必死に伝えた。――住人たちはその光景を見にイエスのもとにぞろぞろ集まって来た。
15
「お、おまえは・・・!!!」「キャ――!墓に住みついてたケモノよォ・・・!!!」「え、うそでしょ、なにが起きてんの・・・?」取り 憑つかれていた男が、服を着て普通に座っているではないか。町人は、正気である彼の姿を見て、ゾッとした・・・
16
一部始終を見た人たちは事の次第を町人に説明した。
17
すると、町人たちが恐る恐るイエスのところに集まってきた。「こ、この町から出てってくれ・・・!!」町の住人たちはイエスを 疫病神やくびょうがみであるかのように追い払った・・・。
18
――住人の申し出を承認したイエスは、小舟に乗って出発の準備をしていた。「イエス様!ぜひ、お供させてくださいッ・・・!」ローマ軍団レギオンから解放された男がイエスに願い出てきた。
19
「いいや、家うちに帰って、家族や友人たちにあなたの 主あるじがしてくれたありとあらゆることを知らせてあげるんだ!」
20
「は、はい!!」男は、イエスの言葉を胸に立ち去った――この男は、後にその地方にある10の都市で、主あるじが自分のために、どれほどよくしてくれたかを熱く、そして大胆に伝えることになる。そして、彼の話を聞いた人たちは、誰もがひどく驚かされるのであった。
21
イエスたちは小舟に乗り、湖みずうみの向こう 岸ぎしへ渡った―― 小舟を降りると大勢の人がイエスたちの周りに集まって来た。彼らはイエスがやってくる事を一足先に嗅ぎ付けて来たのだ。
22
「!」その中からある人が慌ててイエスの足元にひざまづいた・・・彼はヤイロという ユダヤ集会所シナゴグの会堂長であった。
23
「私の幼い娘が死にそうです!ど、どうか私と一緒に来て、娘の上に手を置いてやってはくれませんかっ。そうしたら、娘は死なずにすみますッ・・・!」ヤイロは一生のお願いと言わんばかりに頼みこむ。
24
イエスは、もちろんヤイロの家に向かった。そして、群衆もイエスの周りに押し迫るようにして、どしどしついて来る。
25
さて、その群衆の中には、生理が止まらず、出血し続ける病気でかれこれ12年間苦しんでいた女がいた。
26
(辛いよ、苦しいよぉ・・・) 彼女は病気を治すため、多くの医者に診てもらった。藁わらをも掴む気持ちで、できることは何でもした。結局、彼女は医者に全財産をつぎ込み、破産するほどだった。それだけしてもなお、ただ悪化していく病状・・・。
27
光を失いかけたところへ、希望が舞い降りてきた。そう、彼女はイエスの噂を聞いたのだ。最後の賭けだと、群衆の中をがむしゃらにかけ進んだ。やっとの思いでイエスの背後まで辿りつくと、(えーぃっ!) 彼女はイエスの上着のすそに手を伸ばした。
28
イエスの服に触れることさえできれば 病やまいは治る!との思いからだった。
29
(え・・・・・・!!!) 彼女の手がイエスの上着にやっとの思いで触れた!すると出血が瞬時に止まったのを感じた。
30
――「!」「誰だ!今俺の服に触ったのは!」女が触れたと同時にさっと振り返ったイエス。自分から力が流れでたのを感じたのだ。
31
「いやいや!先生、これだけの人数がひしめきあっているのに誰がって・・・はは・・・ねぇ」多くの人がイエスに触れている中での出来事だ。仲間たちには冗談にしか聞こえなかった。
32
しかし、それでもまわりを見渡すイエス。
33
(い゛ッアタイのことだ・・・) 病やまいを治してもらった女は、一瞬凍りついた。そして、恐る恐る進み出てイエスの足元にひれ伏した。「わ、私です!じ、実は・・・・・・」女が声を震わせ、自分の身に起こったことをかいつまんで話すと、イエスはニコッと笑った。
34
「あなたが治ったのは、あなたがそうなると信じたからだ!安心して。もう苦しむ必要はない」
35
イエスが完治された女と話している最中だった・・・ヤイロさーん!!!ヤイロの召使いたちを見るやいなや、ヤイロの顔が青ざめた。「ど!どうした!」「ざ、残念ながらお嬢さんが先ほど息をひきとられました・・・もう・・・先生をわずらわせる必要はないかと・・・」あ、あ゛、あ゛・・・・・・その瞬間、ヤイロの頭は真っ白。
36
「おいヤイロッ、恐れるな!ただ信じろ!!!」イエスの声を聞いてハッと我にかえったヤイロ。「ゔ、う・・・ぐすッ・・・ハイ!!!」
37
――イエスはヤイロと岩のペテロ、雷兄弟、兄ヤコブ・弟ヨハネ以外の仲間はついて来ないように言い、ヤイロの家を訪れた。
38
・・・うわぁーんっ。ひっくひっく・・・うぇーん・・・ずずっ、グゾぉぉぉ・・・ 鳴き声は家の外まで聞こえてくる・・・家の中は大勢の人が泣きわめき、収集がつかない状況。イエスはこれを見て、
39
「何を泣いて騒ぎたてる!!!この子は眠っているが、死んじゃいない」―― 【イエスの強い口調からも大声で泣きわめいていたのは、偽客さくらだろう。悲しんでいる人が多ければ多いほど、亡くなった人間が偉いと思われた。そのため、亡くなった人の株をあげるために葬儀用の 偽客さくらを雇うことがしばしばあったのだ】
40
「!」そこにいた人の視線は一気にイエスへ集まった。イエスの発言に彼らは笑いだした。気にもとめないイエスは、彼らに家から出るように伝えた。イエスは少女の両親と3人の仲間だけを連れ、少女が寝ている部屋に入った。そこにはまだ12才のかわいい少女が横たわっている。
41
両親と3人の仲間が見守る中、イエスは少女の手を取った。「タリタお嬢ちゃん、クミ起きるんだ・・・!」
42
ガタンッ! 「い゛—ッ!!!」少女がいきなり起き上がったと思ったら、歩き始めるではないか!両親と3人の仲間は言葉を失った。
43
イエスは両親にこのことを決して他言しないようにと忠告すると、少女に何か食べ物を与えるようにと加えた。
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