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Mark 6
Japanese 2017 (バイブル: 新約聖書)
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1
イエスは一味と地元“丘の上のナザレ村”へ帰ってきた。
2
さっそくイエスが 休日サバスに ユダヤ集会所シナゴグで教えていた時のことだ―― 昔からイエスのことを知っている地元民は衝撃を受けた―― 「お、おい・・・アイツどこでこんな知恵をつけた・・・?」「あーんなキセキ、どこで拾えば起こせるようになんだ・・・?」
3
「どぉゆうこっちゃ!!あいつぁ、あれだろ!マリヤんとこのせがれだろ?こんなとこで教えてっけどよぉ、元々は大工じゃあねぇか・・・!」「俺もよく知ってっぞ!兄弟はヤコブとヨセ、それにユダとシモンだぜ?妹たちだってこの村に住んでっしなぁ・・・」イエスの知恵ある教えを目の当たりにした地元の人たちは、自らの目と耳を疑った。しかし、彼らには結局、ナザレ村出身である元・大工以上の男としてはイエスを見ることができなかった。
4
――はぁ・・・とイエスはため息をついた。「人から讃えられるほど偉大な預言者でさえ、受けいれられない唯一の場所がある・・・故郷、そして身内だ」
5
丘の上のナザレ村では、数人の病人に手を置いて治した以上のキセキを行うことが出来なかった・・・。
6
地元民のあまりの疑い深さに、むしろイエスの方が驚かされたのであった。そんなことがあったものの、その地方にあった他の町や村を訪れては、町人に熱く教え続けるイエス。
7
ある日―― 十二使徒を呼び集めると、2人1組のチームに分け始めた。受けとれ―― 「!」十二使徒は、イエスから悪魔を追い払う権限を与えられた。
8
「いいか、旅のお供には何も持っていくんじゃない。食料、かばん、お金もだ。まあ長旅になるだろうから、杖ぐらいはいいが。
9
あ、くつも履いていいぞ!だが着替えはなしだ。
10
町に着き、誰かが 宿やどを貸してくれるなら、その町を出るまではその家にとどまる。
11
もし、その町の住民が誰も受け入れてくれず、おまえたちの話に耳を傾けない場合は、その町をさっさと去るんだ。そして彼らへの警告として、足のちりを完全に払い落とすんだ」イエスは使徒たちを送りだす前に以上の忠告をした―― 【足のちりを払い落とす行為は、“話すことはもう何もない”という警告だった】 イエスがこのように順序を説明すると、仲間は大きくうなずいた。そして、使徒たちを励まし、力づけて送り出したのだった――
12
使徒たちは他の町や村へ行き、出会う人に話しかけては、心を入れ替え、生き方を変えるようにと教えていった・・・
13
また、次々に悪魔たちを一掃し、病人にはオリーブオイルを塗り、病やまいも治していったのだった―― 【当時、オリーブオイルは薬として用いられていた。またこの行為は、イエスと一味に、神の霊ホーリースピリットを通して与えられた 治癒ちゆの力を象徴した】
14
たちまちイエスは国中で有名になり、そのうわさがヘロデ王の耳にまで届くほどであった。――「あの 洗礼者バプティストヨハネに違いない!ヨハネが死から 蘇よみがえったんじゃなければ、そんなキセキは行えはせんじゃろう!」
15
「いーや、預言者エリヤだ!」「預言者じゃ・・・それも伝説の預言者たちのような」――憶測が飛び交う中、
16
ヘロデ王の顔は真っ青。「ヨハネの首ならはねた・・・そ、その、ヨ、ヨ、ヨハネが、復活した・・・・・・ヒィ〰〰〰〰!!!」
17
洗礼者バプティストヨハネは、次のようにして帰らぬ者となっていた―― ヘロデ王の妻・ヘロデヤは、もともとヘロデ王の兄弟であるピリポと結婚していた。しかし、ヘロデ王はそんなのお構いなしにヘロデヤを横取りし、自分の妻にしてしまったのだ・・・このことについて黙っていられない 洗礼者バプティストヨハネは、ヘロデ王が一番の権力者であることに 怖おじけることなく、ドンと物申した。これが、ヘロデヤの 逆鱗げきりんに触れたのだ。ヘロデ王は、ヘロデヤの機嫌をとるため、ヨハネを牢に入れるよう、兵士に命じた。
18
洗礼者バプティストヨハネは声を大にしてこう訴えた―― 「王よ、恐れ入りやすが、あっしも神の使いですんではっきり申し上げさせてもらいやす・・・兄弟の妻との結婚ですが・・・こいつぁ立派な不義でございやす・・・!!!」これがヘロデヤの耳に触った。王家、そして自分への 侮辱ぶじょくにしか聞こえなかったのだ。
19
ひどく恥をかいたヘロデヤは、洗礼者バプティストヨハネに対する殺意でいっぱいになった。夫であるヘロデ王にヨハネを殺すよう、何度も持ちかけたが、どうにも説得できずにいた。
20
ヘロデ王自身、ヨハネを逮捕したものの、彼が神に仕える義人であることを身にしみて知っていた。(このような、聖人を殺しでもしたら・・・余にバ、バチが当たる・・・!) そう恐れていたヘロデ王は、妻のヘロデヤの思いとは裏腹に、洗礼者バプティストヨハネの身に問題が起こらないよう注意して保護していたのだ。それどころか、洗礼者バプティストヨハネと時間を過ごすのが日課になっていた。そう、ヨハネの話を聞くのがヘロデ王の楽しみのひとつとなっていたのだ。ヨハネの話にヘロデ王は考えさせられた・・・そう、毎度将来を見直させられるほどに影響を受けていた。
21
そんな日々も束の間、ヘロデヤに絶好の機会が訪れた。それは、ヘロデ王の誕生日のことであった。ヘロデ王は、自身の誕生日を祝うために、政府の高官や軍の司令官、また、ガリラヤ地方の権力者など、位の高い者を招いて宴会を 催もよおしたのだ。
22
そこには、ヘロデヤの娘も招かれ、招待客たちの前で踊りを披露して見せた。彼女の踊りは、ヘロデ王を含め、招待客をとりこにした・・・。この上なく喜んだヘロデ王は、勢いあまって少女にとんでもない誓いをした―― 「ダァッハッハッ!いーやいやこれはたまげた!これほど余の目を 潤うるおした者はおらんぞぃ!褒美として、おまえの欲しいものは、何でもやろう!
23
もーなーんでもッ!!何ならこの国の半分をやってもええぞぉ!」
24
てへっ!返答を求められた少女は、母親であるヘロデヤのところへ行った。「お母様!何にいたしましょう?」ヘロデヤが待ちに待った瞬間である!ヘロデヤは不気味な笑みを浮かべた―― 「洗礼者バプティストヨハネの首をお願いするの!いい、今すぐに持ってこさせるの、わかった?!」「え・・・は、はい、お母様」
25
少女はすぐに王のもとに戻った。会衆も、少女が何を言うのか期待している様子だ。「洗礼者バプティストヨハネの首をください・・・今、彼の首を大皿にのせて持って来てください・・・!」「・・・」すると宴会の場はガヤガヤと騒がしくなりはじめた。
26
思ってもみなかった願い出に、ヘロデ王も戸惑い、額ひたいからは汗がしたたり落ちる。かと言って、少女との約束を破ってしまえば、招待客たちの前で王としての 面目めんぼくを保てない。ヘロデ王は心から後悔した。
27
「んぬぅ・・・んな、なにをグズグズしている!彼女の言うとおりヨハネの首を切り落として、ここに持ってごん゛かッ!!!」命令を受けた兵士は、牢獄に向かった―― ボトッ・・・・・・・ 洗礼者バプティストヨハネの首をスパッと切り落とした。
28
無残むざんにも、ヨハネの首が大皿に載せられ、少女の前に運ばれてくると、少女は母にそれを渡した。母は嫌な笑みを浮かべていた。
29
――この事件は、すぐさまヨハネの仲間たちにも知らされた。一味は大いに悲しんだ・・・・・・。それから、ヨハネの遺体を引き取りに行き、埋葬まいそうしたのであった・・・。
30
しばらくしてからであった―― イエスが送り出した使徒たちが、どこかたくましくなって戻ってきた。それぞれがしてきたことや、起きた事を互いに語り、久々の再会を楽しんだ。
31
そんな彼らの周りには、いつものように人がぞくぞく押し寄せる。こんなことではゆっくり食事をすることもできない。「場所を移すぞ!」仲間たちはうなづいた。
32
イエスと仲間たちは 湖みずうみに停めていた小舟に乗り込み、ひとけがない場所へ向かおうとした。
33
しかし、それを見ていた人たちは、どのあたりへ行くか先読みし、先回りした。
34
イエスが小舟から降りてみると、(い゛ッ!)すでにわんさか人が集まっている・・・。(これほど飢えているというのに、誰も見てあげないなんて・・・まるで羊飼いのいない羊じゃないか・・・)放っておけないイエスはゆっくりするのは二の次にして、彼らに多くの事を教えたのだった。
35
薄暗くなるほど時間が経過したころだった―― イエスのもとに仲間たちが物言いたそうに寄ってきた。「先生、ちょっといいかな?」「ん?」「もう日も暮れてきたが、見るからにここら辺には誰も住んでなさそうだ。
36
今なら、近くの農家や町に行って、食べ物を確保する時間もあるしどうだ、そろそろ解散するというのは・・・」
37
「そうか。ならそう言わず、食べさせてあげたらどうだ!」「ちょ、ちょっとご冗談を!こんだけの人に食べさせるパンを買う手持ちなんてどこにあんだ!それだけのパンを買おうものなら、俺たち全員で1カ月働いてやっとだぞ!!」
38
「今、いくつのパンがある?ちょっと見てきな!」「え、おぅ・・・」――仲間は手持ちの食料を数えに行った。(えーと、1、2・・・)―― 「イエス、パン5つと魚2匹しかないが・・・」
39
「ならみんなをグループに分けて、芝しばの上に座らせてくれ!」
40
そう決めると、イエスの一味が手分けして、せっせとグループ分けをした。みんなを呼び集める大きな声と、移動のざわつきで辺りが慌ただしくなった。ひとつのグループ、およそ50人から100人にして分けられた。
41
イエスは5つのパンと2匹の魚が入ったかごを持つと、天を見上げ、与えられた食料を神に感謝した。すると、持っているパンをちぎっては、一味の手に配った。(この数の食糧を配ってどうするってんだいイエスは・・・って、あ、あ、あ、あでぇ〰〰〰〰!!!)配ったパンや魚が増え続けるではないか! (すんげぇぇぇ!!!)キセキを目の当たりにしたことで一味の心は踊った!ノリノリの仲間たちは、そのパンをグループに配ってまわった。同じようにして、2匹の魚も、すべての人に分け与えられたのだった。
42
――「あー無理!もー食べらんない!」誰もが満腹になった!
43
みんなが食べ終わり、残り物のパンと魚を集めてみた・・・じゅ、12のかごが一杯に!
44
その場には、男だけでも5000人以上いるというのにだ!!!
45
それからイエスは、先に小舟に乗って 湖みずうみの向こう側にあるベツサイダの町に行くようにと一味に指示した。1人残ったイエスは、周りにいた人たちにも家に帰るようにと言い聞かせ、
46
みんなにさよならをすると、1人で祈るため、山に登って行った。
47
その夜―― イエスの一味を乗せた小舟が 湖みずうみの 半なかばにさしかかったころだ。イエスは、まだ1人陸に残っていた。
48
(ふむ・・・)イエスは 岸きしから遠く離れた小舟を見つけた。仲間たちが逆風の中で必死に小舟を漕いでいるのが見える。時間にすると午前3時から6時ごろに事件は起きた―― イエスが 湖みずうみの上をすいすい歩き、小舟を通り過ぎようとしていたのだ・・・・・・!
49
「お、おい・・・」「ん?」「ヒ、ヒィェ〰〰〰〰〰〰〰〰!!!」目ん玉が飛び出るほど驚いたイエスの一味は、湖みずうみの上に幽霊がいると思った。
50
「おいおい、怖気おじけづくなよ!俺だよ、俺!」
51
イエスは小舟に手をつけると、よぃっと!なんでもないかのように乗り込んだ。すると風がピタッと止んだ?やーんでいる!!! (あ゛、あ゛・・・・・・)空いた口がふさがらない一味。
52
パンを配った時のキセキに続き、たった今起きた出来事を目の当たりにした一味は、なお、イエスが何者なのか理解に苦しんでいた。
53
イエスと仲間たちは、湖みずうみを渡った先にあるゲネサレ平原のあたりに小舟を停めた。
54
もちろん、ここでもイエスは有名人。
55
イエスたちが小舟から降りると、――「!」町人はイエスだと気付き、急いで地域住民たちに知らせ始めたのだ。「おォーィ!噂のイエスが来たぞぉー!!」「えっ?」「は!」「うそぉ!」「ほ、本当かい?」うわさは秒速で広まった。一心不乱にイエスを探しまわる住民。見つけた人は、病人たちを 布団ふとんに乗せ、我先にと運びこんだ。
56
イエスが町や村を訪れると、決まって住民たちが病人をつれて市場に集まり、服の端っこでもいいから触れさせてほしいと、イエスに頼み込んだ。そして、触れた全員が治されたのであった。
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