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John 21
Japanese 2017 (バイブル: 新約聖書)
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1
このことがあってから、ガリラヤ湖のほとりで、もう一度、イエスは仲間たちの前に現われた。その時のいきさつはこうだ―― 【別名:テベリア湖】
2
シモン・ペテロ、ふたごのトマス、ガリラヤ地方のカナ町出身のナタナエル、私と私の兄ヤコブ、それにほか2人の仲間がいっしょにいた。
3
「俺は漁に行く」とシモン・ペテロが言いだした。すると、みんな、「それじゃあ、おれたちも」というわけで、そろって出かけた。小舟に乗り込み、漁が始まった。ところが、一晩中かかっても、雑魚1匹とれない。
4
もう夜明けというころ、だれかが岸辺に立っているのが見えた。ぼんやりかすんでいるので、だれかは、わからない。
5
「おーい!魚はとれたかー!」その人が声をかけてきた。「いやー、全然だー!」
6
「なら舟の右側にあみを下ろしてみな!たくさん獲れっぞ!」さっそく、そのとおりにすると―― (んぬっ!) 重くて引き上げられないほど、たくさんの魚がかかった!
7
その時だ。――!―― 私は気がついてペテロに言った。「おい、ありゃ師匠だ!」それを聞くとペテロは、裸だったので、あわてて上着をはおり、さっと水に飛び込んだ。
8
舟に残った私たちは、100メートルほど離れた岸辺まで、魚ではち切れんばかりの 網あみを引いて、進んだ。
9
着いてみると、炭火がおこしてあった。その上では魚がいいぐあいに焼けており、パンもある。
10
「今とった魚を少し持って来てくれ」
11
こう言われて、シモン・ペテロがまっ先に飛んで行き、網あみを陸に引き上げた。数えてみると、なんと、大きな魚が153匹。しかも、網あみはどこも破れていない!
12
「さあ、食べよう」誰もあなたは誰ですか、と尋ねて恥をかくような思いをしたくなかった。それほどはっきり、わかっていたからだ。
13
イエスはそばに来て、パンと魚をめいめいに配ってくれた。
14
イエスが死から復活して、仲間の前に現れたのは、これで三度目だった。
15
食事がすむと、イエスはシモン・ペテロを見つめていた。「ヨハネの子シモン。俺を愛すか?」「はい、王よ。愛しているに決まっているじゃあないか!」「なら俺の小羊を養うのだ」
16
「ヨハネの子シモン。俺を誰よりも愛すか?」「はい、王よ。愛しているに決まっているじゃあないか!」「なら俺の羊を養うのだ」
17
「ヨハネの子シモン。ほんとうに俺を誰よりも愛すか?」三度こんな尋ね方をされてペテロの心は痛かった。「王よ!すべてを知っているのはあなたじゃあないか!!愛しているに決まっている!!!」「なら俺の羊を養うのだ」
18
「若かった時は、したいことをし、行きたい所に行っただろう。だが、年をとると、そうはいかなくなる。おまえは自分の手を伸ばし、ほかの人が、行きたくもない所へあなたを引っ張って行くのだ」
19
こう言うのには訳があった。ペテロがどんな死に方をして、神の栄光を現わすかを、知らせようとしたのだ。それから、「俺について来い」と言った。
20
ペテロが何げなくふり向くと、イエスが特に目をかけておられた弟子が、ついて来るではないか。あの最後の晩餐の時、イエスに寄りかかって、「師匠、裏切り者はだれなんだい?」と尋ねた弟子だ。
21
仲間の後ろにいた彼に目をとめたペテロが聞いた。「師匠、彼はどうなんだ?」
22
「もう一度戻って来るまで、彼に生きていてほしいと俺が思っていたとしても、あなたとはなんの関係もないだろう。人のことは気にしないで、ただ俺について来ればいいのだ」
23
このことから、その弟子は死なないといううわさが、イエスの仲間内に広まった。しかし、イエスはそう断言したわけではない。ただ、「もう一度戻って来るまで、彼に生きていてほしいと、俺が思ったとしても、あなたとはなんの関係もないだろう」と言っただけである。
24
その弟子とは、実は私のことだ。私はこれらの出来事を、見たとおり、ここに記録した。この記録が正確なことは、私たちみんなが知っている。
25
イエスが人生を通して行ったことはここに書き記したこと以外にもたーくさんある。その全てを書き記せって?良いだろう。だが、その本を保管するにはこの 世界よじゃあ場所が足りない。
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